ＧＳ新名

【お見舞い】　　爆弾【下校】【電話】【自宅前】【爆弾破裂】　　＠コンビニ編　【バイトサボリ】　【凹み】　【新人お迎え】　

＠部活編　【嵐さんのドＳ】　【初勝利】　【練習試合】　【練習試合：敗北】ＴＯＰ▲

■お見舞い

バンビ「（ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……）はーい。」

　新名「ちわっす。」

バンビ「あ……新名くん！？」

　新名「あ、ストップ。すぐ帰るからそのままでいい。まだツラいだろ？ホントは家の人にこれ渡して帰ろうと思ったんだけど大丈夫だって言うからさ。」

バンビ「これって？」

　新名「　“ふわっとろ生プリン”。これだったら喉が痛かったりしてもするっと通るし、イイかなと。」

バンビ「わぁ……ありがとう。」

　新名「あとでゆくり食ってよ。ちょい多めに買ってきたから、家の人と。足りなかったら……まぁそこはジャンケンとかで？」

バンビ「ふふっ、うん、そうする。」

　新名「……来週は来られんの？ガッコ。」

バンビ「うん、大丈夫だと思う。ごめんね、心配かけちゃって。」

　新名「そう思ってんなら早いとこ元気になれって。アンタの弱ってる姿は……困る。オレ。」

バンビ「……うん。がんばって治すね。」

　新名「そうして。じゃ、帰る。お邪魔しました。」

バンビ「え、もう？」

　新名「……ハァ。だから困るんだってマジで。そんな顔でもう？とか……ねぇわ。マジねぇし。」

バンビ「新名くん？」

　新名「ハァ。とにかく、ガッコで待ってる。来週、アンタが来なかったらオレも行かねぇから。」

バンビ「えっ！」

　新名「アンタのいないガッコなんか行ってもヒマだもーん。オレをサボリ魔にさせたくないだろ？」

バンビ「う……」

　新名「責任重大ッスよ、センパイ？んじゃ、お大事に。」

バンビ「（新名くん、お見舞いに来てくれたんだ……早く治さなくちゃ！）」

■爆弾前下校（傷心度２４０～２８４）　

バンビ「あっ、新名くん。」

　新名「………………」

バンビ「（新名くん怒ってるみたいだったな……）」

■爆弾前in自宅前（傷心度２５５～２７９）　

【設楽Ｖｅｒ】

バンビ「すみません。家まで送ってもらっちゃって……」

設楽「こんな時間に一人で帰せるか。ん……おまえのじゃないか？」

バンビ「そうみたい……もしもし？」

新名「新名っス。アンタ、今度の日曜ってーー」

バンビ「あっ、ゴメン。今ちょっと……」

　新名「あ、タイミング悪かった？んじゃまたあとで。」

設楽「何か急用か？」

バンビ「いえ、そういうわけじゃ……」

設楽「掛け直すなら早い方がいいと思うぞ。じゃあな。」

バンビ「（びっくりした……設楽先輩に連絡してみよう……）」

【琥一Ｖｅｒ】

バンビ「ありがとう、送ってくれて。」

　琥一「好きでやってんだ、気にすんな。 ……なんだ？オマエの携帯か？」

バンビ「そうみたい。ちょっと待ってて。もしもし？」

新名「新名っス。アンタ、今度の日曜ってーー」

バンビ「あっ、ゴメン。今ちょっと……」

　新名「あ、タイミング悪かった？んじゃまたあとで。」

　琥一「オイ、どうした。具合でも悪ぃのか？」

バンビ「う、うん。なんでもない。」

　琥一「無理しねぇで早く寝ちまえよ。」

バンビ「あ、ありがとう。じゃあ、おやすみなさい。」

　琥一「オウ、じゃあな。」

バンビ「（はぁ、びっくりした…… でも……近いうちに、琥一くんに連絡しておかないと……）」

■爆弾前in自宅前（傷心度２８０）　

【設楽Ｖｅｒ】

バンビ「すみません。もう遅いのに家まで送ってもらっちゃって……」

設楽「別に、こんなの当然だろ。 ……あ。」

　新名「…………」

バンビ「あっ、新名くん。」

　新名「やっぱな。うわ、痛ぇし…… スンマセン、お邪魔しました。 ……じゃね、センパイ。」

設楽「あれ、いいのか？」

バンビ「え？えっと……」

設楽「俺は帰る。じゃあな。」

バンビ「（はぁ、びっくりした…… 早く新名くんと話さなきゃダメだよね……）」

【琥一Ｖｅｒ】

バンビ「ありがとう、送ってくれて。」

琥一「好きでやってんだ、気にすんな。 ……ん？」

　新名「…………」

バンビ「あっ、新名くん。」

　新名「やっぱな。うわ、痛ぇし…… スンマセン、お邪魔しました。 ……じゃね、センパイ。」

　琥一「なんだ、アイツ？」

バンビ「……どうしたのかな？」

琥一「なんか約束でもしてたのか？」

バンビ「ううん、そんなことないけど……」

琥一「ま……いっか。ぼちぼち帰るわ。」

バンビ「あ、うん。本当にありがとね。」

琥一「いいっつってんだろ？じゃあな。」

バンビ「（はぁ、びっくりした…… 早く新名くんと話さなきゃダメだよね……）」

■爆弾破裂

　新名「もしもし？」

バンビ「あっ、新名くん？ ○○です……」

　新名「あー……はい。今日はなんの用が、あるんスかね？」

バンビ「（うわぁ、気まずい……でもここはちゃんと話さないと……）あのね、新名くん……」

――――――――――――――――――　間　―――――――――――――――――

　新名「……なるほど。あ～……なんかオレ、カッコワリィことしちゃった感満載？ひょっとして。ゴメン、なんかへんな気ぃ使わせちゃって。わざわざ、あんがと。んじゃ、また。」

バンビ「（よかった。なんとか分かってもらえたみたい）」

■コンビニ　

＠バイトサボリ

新名「○○さん。」

バンビ「新名くん。どうしたの？」

新名「アンタ、このあとヒマ？　優待券もらったんだけど映画、観に行かね？」

バンビ「いいよ。 ……あれっ？　新名くん、今日はアルバイトの日じゃなかった？」

新名「･……気にすんなよ、休むって連絡入れたし。行こ行こ。」

バンビ「……本当？」

新名「･……ハァ、なんかアンタってそういうとこ敏感だよな。人使い荒すぎなんだよ、あの店。

ラクな仕事とだと思ってたのに前出ししろだの掃除しろだのイチイチうるせぇし。

だから、いきなり休んでやったらバイトのありがたみってもんがわかんじゃん？　だから――……そんな怖い顔すんなって。なぁ。」

バンビ「…………」

新名「……ハァ。悪かったよ、巻き込むようなマネしてさ。一人で行ってくる、じゃね。」

バンビ「（そういうこと、言いたかったわけじゃないのに……）」

＠凹み

バンビ「（うーん……寝れない……電話？誰だろう。 ……新名くん？）もしもし？」

新名「あ……オレ。今いい？　ダイジョブ？」

バンビ「うん、どうしたの？　こんな時間に。 ……なにかあった？」

新名「……今日……バイトでさ。オレ、すっげミスしちゃった。ジュースの発注……ロット、一桁間違えた。」

バンビ「一桁！！　……大丈夫だったの？」

新名「ダイジョブじゃねぇけど……店長が、期間限定モノで人気確実な商品だし、返品せずに売り切ろうってさ。

確認できてなかった自分のミスでもあるから、一緒にがんばろうって……」

バンビ「そっか……」

新名「あー……マジへこむ。一桁間違うってどんなだよ。はー……」

バンビ「新名くん……」

新名「…………聞いてくれてあんがと。寝ようと思ったんだけどなんか眠れなくて……アンタが電話に出てくれて良かった。やっと寝れそう。

てか、マジで平気だった？　寝てる時間だよな、フツウ。」

バンビ「大丈夫。またなにかあったら聞くよ？」

新名「……オレさ、アンタのそういうとこ、尊敬する。さりげに人に優しくできるってホントすげぇよ。 ……あー、眠気来た。」

バンビ「よかった。じゃあ……」

新名「うん。……今日はマジであんがと。おやすみ。」

バンビ「おやすみなさい。　（新名くん、ちゃんと責任持って仕事してるんだ。さぼろうとしてたのがウソみたい……がんばれ、新名くん）」

＠新人お迎え

新名「そっか。ゴメ……じゃねぇや、失礼しましたー。」

バンビ「（ん？　今の声……新名くん？）」

新名「やっべ、カンが鈍ってんじゃんオレ。次は必ず……」

バンビ「（女の子に声かけたりしてどうしたんだろう。今日はアルバイトだったはず。まさか……サボリ？）　新名くん！」

新名「あれっ？　何してんの、アンタ。」

バンビ「…………」

新名「……あ、あれ？　なんか虫の居所悪し？」

バンビ「今日はアルバイトの日だよね？　こんなところで何してるの？」

新名「何って……あ！　違う違う！　今日から入る新人迎えに来たんだよ！　道に迷ったって言うから！」

バンビ「えっ……そうなの？」

新名「うん。新人教育任されてさ。てか、立候補したんだけど。最初の頃のツラさはたぶん、オレが一番わかってるから。」

バンビ「（あ……）」

新名「まぁそれも踏まえて、いろいろフォローもできたりすんじゃね？　ってことで。」

バンビ「そっか……ゴメン。早とちりしちゃって……」

新名「いいよ。実際、そう思われても仕方ねぇことしてたし、オレ。 ……けど、やっぱ間違ってたのかもな。」

バンビ「えっ……なにが？」

新名「アンタとの出会い方。入学式が最初だったら、少しはマトモにオレのこと……　

……てか、マジでどこにいるんだ？　顔がわかんねぇんだよなー、写真見てきたはずなのに。１回店に戻るか……じゃ！」

バンビ「（新名くん……）」

■柔道部　

＠嵐さんのドS

不二山「よーし、休憩！」

新名「あー、キッツ！　もう動けねぇ～……休憩じゃなくて終わりにしようよ、嵐さん……」

不二山「俺から逃げ切ったら終わりにしてもいいぞ？」

新名「マジで！？」

不二山「動けんじゃねーか。よし、乱取りすんぞ。」

新名「あ……ヒッデェ！　サギじゃん！　ウソつき！　ドＳ！」

不二山「すげーな。全部当たりだ。」

新名「うぁ……助けてー！」

バンビ「（新名くんもまだまだ甘いなぁ）」

＠初勝利

バンビ「（今日は柔道部の練習試合！）　新名くん、時間だよ。」　

新名「押忍。勝ったらデートしてね！」

バンビ「ファイト！」

新名「うっわ、スルーしたよこの人。まぁいいや、行ってくる。応援よろしく！」

バンビ「（がんばれ、新名くん！）」

――――――――――――――――――――――――――　間 ――――――――――――――――――――――――――

バンビ「お疲れさま！　はい、ドリンク。」

新名「あんがと！　どうだった？」

バンビ「ギリギリで勝った感じだったから、これからの練習でもう少しーー」

新名「違ぇし。デートに値する内容だった？」

バンビ「自己評価は？」

新名「痛いトコ突くよね、アンタって。押忍、精進します。」

バンビ「ふふっ、押忍！」

＠練習試合

バンビ「（今日は柔道部の練習試合！）」

新名「○○さん。」

バンビ「新名くん。どうしたの？」

新名「相手のデータ、見せてもらおうと思って。」

バンビ「ん、ちょっと待ってね。えぇと……」

新名「……あのさー。もし、今日の試合で一本勝ちしたらーー」

バンビ「ん？」

新名「あー、やっぱいいや、時間ねぇし！　行ってくる！」

バンビ「（？？？）」

――――――――――――――――――――――――――　間　――――――――――――――――――――――――――

バンビ「お疲れさま！　すごくキレイに決まったね！」

新名「押忍、あんがと！」

バンビ「あ、そういえば試合前に一本勝ちしたらどうとかって言ってたよね？」

新名「あー……それはナシで！」

バンビ「えっ？　どうして？」

新名「なんとなく……柔道と色恋は分けてぇなと。モチベーションは上がっていいんだけどさ？　それよりさ、ドリンクくれる？　のど渇いちゃった、オレ。」

バンビ「あっ、ゴメン！　持って来るね！」

＠練習試合：敗北

バンビ「（今日は柔道部の練習試合！）　新名くん、ずいぶんリラックスしてるね？」

新名「まぁね。アンタが調べてくれた相手のデータがカンペキだから余裕で勝てるかなと。なーんて。こんなこと言ってると足元すくわれそうだから自重します。」

バンビ「ふふ、そうだね。がんばって！」

新名「押忍！」

――――――――――――――――――――――――――――　間　――――――――――――――――――――――――――――――――――――

バンビ「お疲れさま。残念だったね……」

新名「やられた。投げにばっか気ぃ取られて……あーもーマジ悔しいっつの！　このあとの反省会でオレのダメだったとこ、教えて？　トレーニング増やすから。」

バンビ「効率のいいメニューにしないとね？」

新名「押忍。協力よろしく！」