琥一編

2012/01/08 (日)現在 残り

#彼の部屋:琥一  特別会話(友情) 琥一 #彼の部屋:琉夏  特別会話(友情) 琉夏 


△デート 琥一・琉夏編 はばたき山(コメント各3種類・ランダム)

 

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【動物園】

#冒頭

琉夏「ほら、早く入ろう。早く!」

琥一「待て待て! 逃げやしねぇんだからよ……」

琉夏「○○ちゃん。じゃあ今日は、なに見たい?」

バンビ「えぇと……ゾウ!」

琉夏「さすが、わかってんね。じゃ、コウは?」

琥一「あ? いいんじゃねぇか、ゾウで。」

琉夏「コウ、やる気ねぇなら帰れ!」

琥一「ちょっと待て。まず意味が分かんねぇ。」

バンビ「琉夏くん、動物園が大好きなんだね……」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「へぇへえ、そりゃよかったな?」

琉夏「よし、じゃあ今日は、なにから見る? はい、○○ちゃん。」

バンビ「じゃあ……カバ!」

琉夏「いいね。」

琥一「景気づけにライオンでも見ねぇか? カバよりよ。」

琉夏「バカ!」

琥一「はぁ? なんでだよ?」

琉夏「まだ餌付けの時間じゃねぇよ。ホント、バカだなコウは。」

琥一「知らねぇだろ、フツー!」

バンビ「琉夏くん、動物園くわしいね……」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「へぇへえ、そりゃよかったな?」

琉夏「腹減ったな……ね?」

バンビ「お弁当作って来たよ?」

琉夏「やった。おにぎりある?」

バンビ「あるよ。たらこと、ツナと、梅干し。」

琥一「おにぎりねぇ……」

琉夏「コラ。文句のあるヤツは梅干しのしかやらない。」

琥一「あ? なんでテメェが仕切ってんだよ? ツナ食わせろ。」

バンビ「はいはい、たくさんあるから!」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まあな?悪かねぇ、ああ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

琥一「動物見てると、時どき人間くせぇのがいんだろ。」

バンビ「あ、わかるわかる。」

琥一「妙にオッサンぽかったりな。そういうとこが、面白くねぇこともねぇな。」

琉夏「わかってきたな、コウ。30点やる。」

琥一「30点かよ? やりがいねぇなオイ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

琥一「さっき、喫煙コーナーに、死んだみてぇなツラで寝てるオッサンがいた。」

バンビ「家族サービスのお父さんかな?」

琥一「多分な?」

琉夏「コウもいつかは、そうなるんだぞ?」

琥一「かもしれねぇな。」

バンビ「いいお父さんになるよ、きっと。」

琥一「バカ。でもまぁ、それも悪くねぇか……なんてな?」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

琉夏「やっぱさ、いいよ、動物園は。」

バンビ「琉夏くん、楽しそうだったね?」

琥一「ガキの頃からだ。なにがいいんだ?」

琉夏「なんだろうな……こう、血わき肉躍るじゃん?」

琥一「踊んねぇよ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琉夏「○○ちゃん、おにぎり美味かった。」

バンビ「本当?お粗末さまでした。」

琥一「おい、おにぎりもいいけどよ、腹にもたれねぇか?」

琉夏「いいんだ。特別なおにぎりだから。あんなに美味いおにぎりは無ぇよ。」

バンビ「そんなに褒められると、恥ずかしいけど……」

琥一「好きにしろ。」

 

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【遊園地】 

#冒頭

琉夏「まずはジェットコースター、ゴーカートチェイスと……お化け屋敷!」

琥一「……一つ余計だな。行くぞ。」

琉夏「そうそう、そしたら俺が後ろから……」

琥一「おぅ、わかってる……ククッ。」

バンビ「ねぇ!」

琉夏「なに?」

バンビ「なんの相談?」

琥一「気にすんな。」

バンビ「……やっぱり入るの? お化け屋敷?」

琉夏「入るよそりゃ。な、コウ?」

琥一「入んねぇでどうすんだ。」

バンビ「う〜ん……なんか企んでない?」

琉夏「コウ、企んでる?」

琥一「何をだ? ほら、行こうぜ。」

琉夏「早く!」

バンビ「や〜だ〜……」

琥一「ルカ。ゴーカートでレースするぞ。」

琉夏「○○ちゃん、商品やって?」

バンビ「わたしが商品なの?じゃあ、一緒にメリーゴーランドだ!」

琥一「待て待て……負けたらだよな?」

琉夏「勝ったらでしょ。」

バンビ「そうだよ?」

琥一「じゃ、勝てねぇじゃねぇか!」

琉夏「じゃ、コウの負け。行くぞ!」

琥一「待てコラ!」

 

琥一「ハァ……どうにも、こう、メンドクセー一日だったぜ。」

琉夏「悪ぃ、コウ。俺はサイコー。」

バンビ「次はメリーゴーランド!」

琉夏「乗った! っていうか、乗ろう。」

琥一「オマエら2人で行って来い。」

バンビ「えぇ……」

琉夏「えぇ……」

琥一「行けよ。見ててやる。離れたとこでよ。」

バンビ「そんなに恥ずかしい?」

琥一「恥ずかしいだろーが、フツーはよ!」

琉夏「コウはコッコつけだからね。いいよ、わかった。」

バンビ「残念……」

琉夏「3人で乗ってるとこ写真撮ってもらおう。……あ、スイマセーン!」

琥一「待て待て!ぜんぜん、わかってねーじゃねぇか!」

 

琥一「ハァ……どうにも、こう、メンドクセー一日だったぜ。」

琉夏「悪ぃ、コウ。俺はサイコー。」

バンビ「ハァ……怖かった。ジェットコースターはもういいよね?」

琉夏「じゃあわかった。最後の一回ね?」

バンビ「もう……ねぇ、琥一くん!」

琥一「あと一回だ。ガマンしろ。」

バンビ「琥一くんもジェットコースター中毒か……」

 

琥一「今日みてぇのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まぁね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

琥一「ところでオマエらなぁ……もうちっと、大人しく出来ねぇのか?」

琉夏「出来ないね。遊園地だぜ?」

バンビ「琥一くんももっと楽しめばいいのに。」

琥一「ハァ〜ア……この歳でオヤジの偉大さがわかって来たぜ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

琉夏「ハァ……お化け屋敷はいい。」

バンビ「もうやだ! ゼッタイおどかすんだもん!」

琉夏「しょうがないだろ! 怖がるの可愛いんだもん!」

バンビ「そんな無茶な……ねぇ、琥一くん!」

琥一「まあ、しょうがねぇな……」

バンビ「……琥一くん?」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

琉夏「コウ、金持ちになったらどうする?」

琥一「あ? なんの話だ?」

琉夏「俺なら家から学校までジェットコースター引くね。」

琥一「おぉ、そりゃ悪かねぇな。」

琉夏「○○ちゃん、どう? そしたら、遅刻はなくなるよ?」

バンビ「余計寝坊するだけだと思う。」

琉夏「あ、なるほど。」

琥一「確かにな。」

バンビ「(ねぼすけ兄弟め……)」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琉夏「夕方のメリーゴーランドってさ、人が少なくて、ちょっと幻想的だ。」

バンビ「うん。楽しかった……」

琉夏「また乗ろう?」

バンビ「うん、楽しみ。」

琥一「そりゃ良かったな。」

琉夏「妬くな、コウ。」

琥一「バカ。こっちは週末のパパ気分だ……」

 

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【はばたき城】

#冒頭

琉夏「やっぱ天守閣だろ?」

琥一「高けりゃいいんだろ?テメェは。」

琉夏「○○ちゃん。もし忍者だったらさ、どうする?」

バンビ「え?忍者だったら?えぇと……」

琉夏「じゃ、コウは?」

琥一「どうでもいいし、まず意味が分かんねぇ。」

琉夏「俺なら、この瓦の上走るね。」

琥一「じゃ、走って来い。」

琉夏「いい?」

バンビ「ダメ!」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「へぇへえ、そりゃよかったな?」

バンビ「遠くまで見えるね……」

琥一「晴れてっからな。海まで良く見える。」

バンビ「West Beachは見える?」

琉夏「こっからだと、岬の陰になってて見えない。」

バンビ「そっか、残念……」

琉夏「コウ、ちょっとどけて来て。」

琥一「できねぇな。」

 

琉夏「なんかさ、ビミョーな日だったな……コウ、返して。」

琥一「返せねーよ。そもそも俺は、大満足だ。」

琥一「戦国時代か……」

バンビ「なになに?」

琥一「いや、俺らがその頃生まれてたらどんなもんかと思ってよ。」

琉夏「コウは南蛮人だな。」

琥一「意味がわかんねぇ。」

琉夏「デカいから。」

バンビ「じゃあ、わたしは?」

琉夏「やんちゃ姫。」

バンビ「普通のお姫様じゃダメなんだ……」

琥一「じゃテメェはなんだ?」

琉夏「俺?俺は忍者だな。」

琥一「俺はなぁ、歴史ロマンみてぇな想像がしてぇんだよ。」

琉夏「南蛮人とやんちゃ姫と忍者だろ?……ロマンチックじゃん。」

琥一「そうか。俺はなんだか泣けてきたぜ。」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まあな? 悪かねぇ、ああ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

琥一「下克上か……」

琉夏「コウ、まだ考えてたの?」

琥一「まあな。殿様もいいけどよ、なんのかんのとメンドクセーかも知れねぇ。」

バンビ「普通が一番だよ。」

琥一「まあ、そういうことだ。」

琉夏「だな。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

バンビ「階段が急で、けっこう危なかったな……」

琥一「大丈夫だ。転ばねぇように、後ろに俺がいただろ。」

バンビ「あ、そうだったんだ! 琥一くん、紳士なんだね?」←本作で琥一の台詞と表示されている

琥一「バカ。そんな大したことじゃねぇだろ。」

琉夏「お尻が好きな紳士なのかもしれない。」

琥一「バカ!!」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

琉夏「天守閣ってさ、高いとこに作るじゃん。なんで?」

バンビ「う〜ん……権威の象徴とかかな?」

琉夏「あぁ、そうか……なんだ。」

琥一「殿様がみんな高いところが好きだと思ってたんだろ?」

琉夏「まあね。ちょっとだけ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琥一「○○。戦国時代に生まれるなら、やっぱ姫がいいか?」

バンビ「お姫様か……う〜ん、琉夏くんは御殿様がいい?」

琥一「忍者だろ?」

琉夏「俺は……やっぱり普通でいい。殺すのも殺されるのもやだ。」

バンビ「うん……そうかも知れないね。」

琥一「おいおい、2人とも夢がねぇな。」

琉夏「じゃ、コウは殿様やれよ。俺達は田舎で夫婦になる。ね?」

バンビ「うん。……ん? 夫婦?」

 

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【牧場】 

#冒頭

琉夏「いつ来てものどかでいいね。」

琥一「おう。ちっと厩舎にも顔出してみるか。」

バンビ「そう言えば、琉夏くんたちの馬、どうしてる?」

琉夏「クリストファー? 元気だよ。」

琥一「行くか?」

琉夏「行こう。クリストファーに挨拶だ。」

バンビ「わたしも行っていい?」

琉夏「もちろん。」

琥一「蹴られねぇようにな?」

バンビ「……蹴るの?」

琉夏「コウ。冗談だよ。行こう。」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まあね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

バンビ「あそこにいるの、ロバかな? ねぇ、この牧場って、馬の他に何がいるの?」

琉夏「ヤギと、ガチョウもいる。」

琥一「牛もいるだろ。」

琉夏「ああ、いるいる。コウ、喰うなよ?」

琥一「喰わねぇよ!」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まぁな? 悪かねぇ、あぁ。」

バンビ「「ハァ! 家からこんな近いところに牧場があるって、いいね?」

琥一「ま、田舎ってことだ。」

琉夏「ガキの頃はよく来たな? オヤジに連れられて。」

琥一「あ?……そうだったか?」

琉夏「ゴメン、この話は無しだな?」

琥一「…………」

バンビ「なんかあったの?」

琉夏「初めはコウ、馬怖がって大変だったんだ。」

琥一「ウルセー。大げさなんだよ、オマエは。」

 

琥一「ハァ……どうにも、こう、メンドクセー一日だったぜ。」

琉夏「悪ぃ、コウ。俺はサイコー。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

バンビ「牛の赤ちゃんって、毛が柔らかくて可愛いんだね?」

琥一「まあな。……そう言や、よう、ルカ。」

琉夏「ん?」

琥一「最近、牛肉喰ってねぇな。」

琉夏「高いからね。夕飯、牛丼にする?」

バンビ「ハァ……やだやだ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

バンビ「ねぇ、クリストファーって、誰が付けた名前?」

琥一「ルカだ。そう言えばよ、なんでクリストファーなんだ?」

琉夏「セント・クリストファーは、旅のお守りの聖人の名前。」

バンビ「へぇ……そうなんだ」

琉夏「いつか、アイツに乗って遠くに行きたかったんだ。誰も知らないところに。」

琥一「…………」

バンビ「(……琥一くん?)」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

バンビ「そう言えば、あの牧場って、いついってもあんまり人がいないね?」

琉夏「あぁ、会員制だから。言わなかったっけ?」

バンビ「そうなんだ! もしかして、琉夏くん達の家、お金持ち?」

琉夏「どうなの?」

琥一「あ? まぁ、そこそこ稼いでんじゃねぇか? あのオヤジは。」

バンビ「そうだったんだ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

バンビ「ねぇ、クリストファーはあの牧場で生まれたの?」

琉夏「そう。生まれた時は、本当に嬉しかったな……な、コウ?」

琥一「まあな。難産だったしな。確か、オマエがやっと笑ったっておふくろが――」

琉夏「…………」

琥一「いや、どうだったかな。」

バンビ「(琉夏くん……)」

 

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はばたき山【紅葉】 

#冒頭

琥一「お、いい色になってやがんな。」

琉夏「ゆっくり行こう。足元に気をつけて、○○ちゃん。」

バンビ「ハァ……よく歩いたね? ちょっと疲れちゃった。」

琉夏「おんぶしてやろうか?」

バンビ「え? 琉夏くん疲れちゃうよ?」

琉夏「その時は、おんぶしてる俺をコウがおんぶする。」

バンビ「ふふ、へんなの。」

琥一「ややこしいな、おい。その時は、俺がこいつを直接おぶえばいいだろうが。」

琉夏「○○ちゃん。」

バンビ「なに?」

琉夏「コウってあのツラでスケベだから注意な?」

琥一「テメェに言われたくねぇんだよ。」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まあね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

バンビ「わぁ、きれいだね……」

琥一「まあな?TVのニュースでやるくらいだからな。」

琉夏「…………」

バンビ「琉夏くん、どうかした?」

琉夏「いや、あり得ねぇなと思って。」

琥一「なにがだ。」

琉夏「コウと紅葉の組み合わせ。」

琥一「オマエもな?」

バンビ「ふふ!」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「そりゃコウはな?あ〜あ……」

琉夏「……」

バンビ「琉夏くんなに?思い出し笑い?」

琉夏「子供の頃のこと。コウ、ここで栗拾ったの憶えてる?」

琥一「あぁ、ここだったか?拾ったな。」

琉夏「栗、焼いたな?」

琥一「おぉ、焼いたな。あぁ……」

バンビ「琥一くん、どうしたの?」

琥一「言うな、その先は言うな。」

バンビ「???」

琉夏「なんでも?」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まあな?悪かねぇ、ああ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

琥一「よう、ルカ。」

琉夏「ん?」

琥一「遠足で行ったことあったな。秋の山。」

琉夏「あぁ、あった。コウ、カード付きのガムばっか買って、当日は俺のお菓子喰ったよな?」

琥一「くだらねぇこと覚えてやがんな。」

琉夏「返して?」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

琥一「○○、どうした、足、疲れたか?」

バンビ「うん、ちょっと。」

琥一「よく歩いたからな。もう少しだ、がんばれ。」

バンビ「ありがとう、がんばる。」

琉夏「コウ、俺も足疲れたよ?」

琥一「黙って歩け。」

琉夏「どうだろ、この違い……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

琉夏「なんかさ、アレだな。」

バンビ「なに?」

琉夏「遠足の帰り道、思い出す。」

琥一「確かにな。」

バンビ「じゃあ、家に着くまでが遠足だね?」

琉夏「はぁい。コウ、先生の言うこと聞けよ?」

琥一「バカ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琉夏「○○ちゃん、髪に、落ち葉ついてる。ほら、そこ。」

バンビ「えっ?あ……本当だ。ありがとう。」

琉夏「お礼に、それ頂戴?」

バンビ「いいよ?」

琉夏「今日の思い出にね。」

バンビ「うん……」

琥一「ガラかよ。」

琉夏「コウのアタマには毛虫ついてるよ?」

琥一「バカ、引っかかるかよ。」

琉夏「じゃあいいや、ウソで。」

   琥一「待て……マジか?」

 

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はばたき山【スキー】

#冒頭

琥一「いいコンディションだ。行くぞ!」

琉夏「オッケー。行くよ、○○ちゃん。」

琉夏「次、チューチュートレインね。」

琥一「チューチューってオマエ、あれか、くっついて滑るヤツか。」

琉夏「そう、そのチューチュー。」

バンビ「危なくない?」

琉夏「平気。一番後ろにつかまってな。俺が先頭でコウが真ん中な?」

琥一「ちょっとよ、こっ恥ずかしくねぇか?」

琉夏「恥ずかしくない!行こう!ときめきを運ぶぜ!」

琥一「だとよ?」

バンビ「ふふっ、琉夏くん、すごく楽しそうだね?」

琥一「寒がりのくせにな?スキーは物心ついた頃からやってたらしい。」

バンビ「へぇ……ん? “らしい” ?」

琥一「あ?あぁ……ほら、行くぞ!」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まあね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

琉夏「ハァ!腹減った!」

バンビ「そろそろお昼にしよう?」

琥一「おう、ラーメン喰いに行くぞ。」

琉夏「俺カレー喰う。」

琥一「ウマそうなラーメンコーナーがあんだよ。」

バンビ「山菜そばが名物だってよ?」

琉夏「俺カレー喰う。」

琥一「バカ、スキー場来たらラーメンって決まってんだよ。来い。」

バンビ「山菜そば!」

琉夏「俺カレー喰う!」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まあな?悪かねぇ、ああ。」

バンビ「ふぅ……やっと下までついた。」

琥一「おい、ルカどこ行った?」

バンビ「琉夏くん? あれ、そう言えば――わっ!?」

琥一「冷てっ!!」

バンビ「もう! 琉夏くん!」

琥一「テメェ……」

琉夏「スノボに替えてきた! スノボ雪合戦だ!」

琥一「上等だ、コラ。来い、行くぞ!」

バンビ「おう!」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ?オマエらどうだったよ?」

琉夏「まあね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

琥一「おい、腹減んねぇか?」

バンビ「え!? ラーメン二杯も食べたのに?」

琉夏「コウには胃袋がたくさんあるからね。」

琥一「牛か。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

琥一「冷えてきたな……寒くねぇか?」

琉夏「寒ぃ……」

琥一「バカ、テメェじゃねぇ。」

バンビ「わたしは平気。琉夏くん、大丈夫?」

琉夏「鼻水出てきた……」

バンビ「ティッシュいる?」

琉夏「いる。」

琥一「…………」

バンビ「……? 琥一くん、どうかした?」

琥一「あ? あぁ……いや? 気にすんな。」

バンビ「(どうしたんだろう……)」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

琉夏「○○ちゃん、寒くない?」

バンビ「平気。琉夏くんは?」

琉夏「寒い……すごく寒い……」

琥一「ビッとしろ。さっきまで一番はしゃいでたろうが。」

琉夏「だって、もう雪ないじゃん……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琉夏「日帰りでスキーって、やっぱちょっと疲れる?」

バンビ「ちょっとね?」

琉夏「あのままさ、ロッジに泊まれたらなぁ……って、思う?」

バンビ「そうだね、夜も楽しそうだね?」

琉夏「そうそう、温泉入ってさ。そんで2人で――」

琥一「3人な?」

琉夏「え?」

琥一「 “え” じゃねぇ。」

 

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彼の部屋【琥一】

#冒頭

琥一「まぁ、入れ。」

琉夏「昨日遅くまで掃除してたんだ。……コウがね?」

琥一「とまぁ、こんな感じだ。」

琉夏「終わった?よし、じゃあそろそろ外に――」

バンビ「いい曲だね! レコードの音もいい感じ。」

琉夏「あ〜あ……」

バンビ「?」

琥一「わかるか? じゃ、ちょっと待ってろ。次のはな、あぁ……そうだ58年の棚だ。」

琉夏「もう止まんないよ? レコード自慢。」

バンビ「そうなんだ……」

 

琉夏「満足満足。な、コウ?」

琥一「まぁな? 悪かねぇ、あぁ。」

バンビ「ねぇ、あそこに飾ってあるの、2人の子供の頃の写真でしょ?」

琉夏「あれ?あぁ、そうだ。」

琥一「あれは……おぅ、丁度オマエがここに居た頃のだな。」

バンビ「うん、なんとなく覚えてるかも。もっと古いのもある?」

琥一「…………」

バンビ「あの……」

琉夏「中学時代のならあるよ?コウのアタマ、スゲェから見てみ。」

琥一「あ?ちょ――待て、ヤメロ!」

バンビ「(古い写真、見られたくないのかな……)」

 

琥一「今日みてぇのはよ悪かねぇぞ?オマエらどうだったよ?」

琉夏「まぁね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

バンビ「ここからの夕日はいつもきれいだね……」

琥一「このボロ屋の唯一の取り柄だからな。」

琉夏「ボロって言うな。我が家だろ?」

琥一「我が家ねぇ?」

バンビ「ねぇ……2人はいつまでここに住むつもり?」

琥一「どうすんだ、ルカ?」

琉夏「どうだろうな……」

琥一「だとよ?」

バンビ「そっか。」

琉夏「どっちみち、もうすぐ壊されんだ、ここ。」

バンビ「え?」

琥一「親父の持ちもんだからな、土地の買い手がついたら、しかたねぇ。」

琉夏「最後まで誰か住んでやんなきゃ、可哀想だ。」

バンビ「そうだったんだ……」

琉夏「でも、それまでは我が家だ。」

バンビ「(我が家か……)」

 

琥一「今日みてぇのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まぁね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

琥一「おかしなもんだな。」

バンビ「なに?」

琥一「いつもオマエが帰った後は、家の中がガランとしたみてぇに感じる。」

琉夏「そうだな。」

琥一「なんつーか、こう……」

琉夏「それを寂しいって言うんだ、コウ。」

琥一「なるほどな……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(友情)

バンビ「琥一くんの部屋って、いつも片付いてて居心地いいね?」

琉夏「そうそう、それで落ち着かないよね?」

琥一「居心地いいって言ってんだろ。」

バンビ「琉夏くんも、ちょっと見習ったら?」

琉夏「あのさ、言っとくけどあそこは俺が見つけたんだよ?」

琥一「じゃ尚更テメェが掃除しろ。」

琉夏「やっぱ2人の家だ。 うん。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

バンビ「テラスから見える夕日、いつ見てもいいね……」

琥一「そうか。あんなもんで良けりゃ、いつでも見に来い。」

バンビ「うん、ありがとう。」

琉夏「忘れてるかも知れないけどさ、俺の家だよ? West Beachは。」

琥一「夕日は誰のもんでもねぇだろ。」

琉夏「ヤベェ、カッコいい……」

 

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彼の部屋【琉夏】

#冒頭

琉夏「○○ちゃん、ようこそ。部屋、バッチリ片付けといたから。」

琥一「……俺がな?」

琥一「…………」

バンビ「ルカの部屋は、相変わらずだね……」

琉夏「カッコいいってこと?」

琥一「片付けろってことだ。」

琉夏「ちゃんと片付いてるだろ?」

琥一「どこがだよ?あぁ、もう……着るもんくらい、キチンとしろ……」

琉夏「という具合に時どきコウが片付けてくれる。」

バンビ「もう……ダメだよ、自分でしなきゃ。ほら、ルカも!」

琉夏「メンドクセー……」

琥一「アァっ!? テメェ、このジャケット!」

琉夏「あぁ、それ。コウがあんまり着ないから着てやった。」

琥一「バカ! ビンテージだ、つってんだろーが!」

バンビ「(ルカは本当に弟って感じだな)」

 

琥一「今日みてぇのはよ悪かねぇぞ? オマエらどうだったよ?」

琉夏「まぁね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

バンビ「ねぇ、2人で居る時は、いつもこの部屋に居るの?」

琥一「あ? どうだろうな、ルカ?」

琉夏「飯喰う時くらいだろ?」

琥一「おぉ、まあそうだな? なんでだ?」

バンビ「この部屋は、いつも片付いてるなと思って。」

琥一「そうだ、ルカ、オマエ今週掃除当番だろーが。」

琉夏「そうだっけ?」

琥一「そうなんだよ。やれ。」

琉夏「チェ、じゃあコウなんか作れよ。」

琥一「しょうがねぇな……大したもん出来ねぇぞ?」

バンビ「(ふふっ、2人で居る時はいつもこんな調子なんだろうな)」

 

琥一「今日みてぇなのはよ悪かねぇぞ?オマエらどうだったよ?」

琉夏「まあね。ラブラブもいいけど、こういうのもアリだ。」

バンビ「琥一くんの部屋は、いつも片付いてるね?」

琉夏「そうそう、片付き過ぎてて落ち着かないよな?」

琥一「じゃ、出てけ。 コーヒー置いとくぞ。」

バンビ「あ、ありがとう!」

琉夏「俺、レコードかけてやる。」

琥一「あぁ、待て待て! 俺がやる、触んな!」

バンビ「琥一くんも気苦労が絶えないな……」

 

  琉夏「満足満足。な、コウ?」

  琥一「まぁな? 悪かねぇ、あぁ。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(友情)

バンビ「ねぇ、琉夏くんは、どうして部屋を片付けないの?」

琉夏「片付けたよ?」

バンビ「え?」

琥一「オマエが来ねぇ日はあんなもんじゃねぇ。」

バンビ「そうだったんだ……」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琥一Ver(愛情)

バンビ「ハァ……すっかりご馳走になっちゃった。」

琉夏「お粗末さまでした。」

琥一「テメェが言うな。まあ、大したもん出せねぇけどな。」

バンビ「でも、本当に琥一くんって、いい旦那様になりそうだね?」

琥一「なんだかクールじゃねぇなぁ……」

琉夏「コウはウォームだろ? 本当はさ。」

琥一「あ?」

琉夏「カッコつけんな。」

 

#ルーレット:話題≪…≫  特別会話  琉夏Ver(愛情)

琉夏「家ってさ、なんか足りないんだよな……」

琥一「なんかじゃねぇ、何もねぇんだよ。」

バンビ「テレビとか、洗濯機とか?」

琉夏「それもある。でも、もっとこう……あ、わかった、女っ気だ。な、コウ?」

バンビ「それはしょうがないでしょ?」

琉夏「そう。3人で暮らせば、いいんじゃない?」

バンビ「えっ……」

琥一「ルカ。その辺にしとけ。」

琉夏「だな、ゴメン。」

 

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