GS琥一

 

【喫茶店△  好き以下】
■好きな食べ物について ■好きなスポーツについて ■学校のことについて
■お互いについて ■異性の好みについて ■女の子らしさについて
■男の子同士の友情について ■男女の友情について ■恋してる?
 【喫茶店△  好き以上】
■男の人って ■異性の好みについて ■女の子らしさについて
■ドキドキする時って ■男の子同士の友情について ■男女の友情について
■恋してる? ■キスについて ■スキンシップについて
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GS3 喫茶店会話 琥一△ルカ  ≪好き以下≫

■好きな食べ物について

バンビ「2人は、好きな食べ物、違うよね?」

 琉夏「コウは肉食獣だから。」

 琥一「 “ 獣 ” ってなんだ。テメェなんか虫みてぇに甘いもんばっかじゃねぇか。」

 琉夏「魚も喰うね。」

 琥一「威張んな、バカ。」

バンビ「まあまあ。ねぇ、じゃあいつも夕ご飯はどうしてるの?」

  琉夏「夕ご飯って言うか、なぁ?」

琥一「まぁ、腹が減った時、な。」

バンビ「じゃあ、好きな時間に、好きなものばっかり?」

 琉夏「それは……なぁ?」

 琥一「まぁ……大体、な。」

バンビ「そんなこと続けてたら、いつか病気になっちゃうよ!?」

 琉夏「それは大丈夫。身体だけは丈夫だもんな?」

 琥一「まぁな?鍛え方が違うからよ。」

バンビ「(いつか後悔すると思う……)」

 

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■好きなスポーツについて

バンビ「ねぇ、2人でスポーツとか、一緒にやらないの?」

 琥一「はぁ?やんねーよ、気味悪りぃ。」

 琉夏「コウが俺と一緒にスポーツ……無い、絵的に無い。」

バンビ「でも、2人とも色いろ得意だから、同じスポーツすることもあるでしょ?」

 琥一「まぁ、空手くらいか?中坊まではな。」

 琉夏「組み手はよくやったな?つーか、道場で組まされたから。」

バンビ「そっか……空手ね。他には?」

 琥一「あぁ……あれはどうだ、ボウリング。」

琉夏「あぁ、通ったな。やっぱ中坊の頃、学校の帰りに。」

バンビ「今は一緒にやらないの?」

 琥一「まぁ、バイトで生活に追われてるしよ。」

琉夏「そういうこと。コウ、負けっぱなしだしね。」

琥一「はぁ?誰がだコラ、泣かすぞ。」

琉夏「上等だコラ。」

バンビ「はいはい、ケンカしない! (やっぱりこの2人、仲がいいんだな……)」

 

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■学校のことについて

バンビ「ねぇ、2人とも学校は、どう?」

 琥一「はぁ?生活指導かよ。」

 琉夏「まあまあ。そうだな……楽しいよ。思ってたよりね。」

バンビ「そっか。良かった。」

 琥一「まぁ、そうだな……中学の頃と比べりゃ、平和なもんだ。」

バンビ「中学は、公立だっけ?」

 琉夏「そう、ちょっとゴタゴタあって、毎日ピリピリしてたから。」

 琥一「メンドクセーからずらかることにした。で、はば学だ。」

バンビ「そうだったんだ……でも、もう今は大丈夫だよね?」

琉夏「……だよね?」

 琥一「こんなウルセーのが始終くっついてたら、そうそうバカもできねぇだろ。」

琉夏「そうだな。」

バンビ「……ん?わたしのこと?」

 琥一「さあな?」

琉夏「褒めたんだよ、コウは。“ ありがとう ”ってさ。」

バンビ「うん……じゃあ、よし。」

 

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■お互いについて

バンビ「一度聞きたかったんだけど、男兄弟って、お互いのことどういう風に考えてるの?」

 琉夏「どうって言われても……どう?」

琥一「あぁ?どうもこうも……兄弟だろーが。」

バンビ「そうじゃなくて、ライバル関係とか、友達関係とか。」

 琉夏「あぁ、そういうアレか。そうだな……主従関係?」

バンビ「主従関係!?じゃあ、主はどっち?」

 琉夏「俺。コウの物は俺の物。俺の物も俺の物だから。な?」

 琥一「ぶん殴るぞ?」

 琉夏「じゃあ、ボケとツッコミ。俺、ツッコミ。」

琥一「どう見てもボケだ、テメェは。」

琉夏「なんでやねーん!」

 琥一「ウルセー、他の客に迷惑だろーが。」

バンビ「(本当に仲がいいんだな……)」

 

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■異性の好みについて

バンビ「やっぱり、2人で好きな女の子の話とか、する?」

  琥一「はぁ?しねーよ、女じゃあるまいしよ。」

琉夏「ないない。」

バンビ「そっか……じゃあ、お互いの好きなタイプとか、分からないんだ?」

 琥一「…………」

 琉夏「…………」

バンビ「あれ?」

 琉夏「さて、と……そろそろ行こうか?」

琥一「そうだな、それがいいな?」

バンビ「(……あれ?)」

 

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■女の子らしさについて

バンビ「ねぇ、2人は、女の子らしさって、何だと思う?」

 琥一「メンドクセーな……」

琉夏「どしたの?」

バンビ「いつも一緒にいるんだから、そういう価値観、似るもんじゃないかなって。」

琉夏「そんなこと言ったら、いつも一緒の女の子が……なぁ?」

琥一「あ?おう、そうか。いたいた、女らしいのが。」

バンビ「……なに?」

 琉夏「いや、女らしいなって。」

琥一「おう。三歩下がってついて来るしな?」

琉夏「そうそう。言葉づかいも丁寧だし、すぐ怒んないしな?」

バンビ「(ううっ……ヤブヘビだったか)」

 

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■男の子同士の友情について

バンビ「ねぇねぇ、兄弟の間でも、男の友情って感じるもの?」

 琉夏「あぁ、友情ね……えぇと、コウにパス。」

 琥一「あ?なんだ、友情だ?そんなもんオマエ……ねーよ。」

バンビ「無いの!?」

 琉夏「まぁ、一緒に育ってるから、あんまりそういう風にはなぁ?」

 琥一「おぅ、つーかオマエ、気持ち悪ぃ質問すんな。」

バンビ「でもさ、2人はすごく仲がいいでしょ?」

琉夏「そんなことないだろ。なぁ、コウ?」

 琥一「そうだぞ?何ならコイツ、ぶん殴って見せるか?」

バンビ「(2人とも、なんか照れてるみたい……)」

 

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■男女の友情について

バンビ「ねぇ、男女の友情って、あるのかな?」

 琉夏「あるのかな、コウ?」

 琥一「メンドクセーからパス。」

バンビ「じゃあ、2人ともいつか結婚したら、相手のお嫁さんとは、友達になりたい?」

琉夏「あぁ、そういうこと。そういうことなら、な、コウ?」

 琥一「メンドクセーからパス。」

バンビ「もう……よくわかんないなぁ。」

琉夏「わかんない方がいいこともあるんだ。な、コウ?」

 琥一「メンドクセーからパス。」

琉夏「じゃあ俺もパス。」

バンビ「(なんか、はぐらかされちゃった……)」

 

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■恋してる?

バンビ「ちょっと聞きたいんだけど、いい?」

 琥一「ダメでも聞くんだろーが?」

バンビ「そうなんだけど……兄弟の間で相手が恋してたら、わかっちゃうもの?」

琉夏「俺、わかる。」

 琥一「ウソつけ。」

琉夏「わかるね。コウは恋してる。」

バンビ「そうなの!?」

琥一「はぁ!?バカか、テメェは?」

琉夏「やっぱな。図星だと、コウは声が裏返る。ラブラブだ。」

 琥一「ラブーーバカ、たまたまだ!」

琉夏「ほら、まただ。」

 琥一「テメェな……自分のこと棚に上げんのも大概にしとけ?」

バンビ「ルカも……」

琉夏「えっ?いや、俺はほら、恋に恋するタイプだから。」

 琥一「ヘッ、苦しいな、おい?」

琉夏「コウもな?」

バンビ「……?」

琉夏「ここは一旦、ドローってことで。」

 琥一「飲んだ。」

バンビ「(??? なんなのよ……)」

 

 

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 GS3 喫茶店会話 琥一△ルカ  ≪好き以上≫

■男の人って

バンビ「男の人って、いつもどんなこと考えてるの?」

琉夏「やらしいこと。」

バンビ「もう!じゃあ、琥一くんは?」

 琥一「さぁな?オマエはどうなんだよ?」

バンビ「わたし?わたしは……」

琉夏「今、誰のこと考えてる?」

バンビ「え、誰って……」

 琥一「 “えっ” じゃねぇんだよ。」

琉夏「コウ、いじめんなよ。」

 琥一「オマエがな?」

バンビ「(ビックリした……)」

 

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■異性の好みについて

バンビ「ときどきは、2人で好きな女の子の話とか、する?」

 琥一「しねーな。」

バンビ「そっか。」

琉夏「してみる?」

 琥一「するまでもねーだろ。テメェの場合は。」

琉夏「コウもな?」

バンビ「えっと……」

琉夏「罪、重いよ?」

バンビ「(……罪?)」

 

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■女の子らしさについて

バンビ「2人は、女の子らしさって、どういう時に感じる?」

 琥一「ルカ、オマエこいつに余計なこと言ったのか?」

琉夏「言わねぇよ。コウだろ、いつもつまんねぇこと言うのは?」

バンビ「そ、そうじゃなくて!兄弟だと考え方も似て来るのかなって。」

 琥一「くだらねぇ……そういうことかよ。」

琉夏「でも、そうかもしんないぜ?2人で同じ女の子、見てたんだからさ。」

バンビ「(女の子って、もしかして……)」

 

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■ドキドキする時って

バンビ「2人が女の子にドキドキするのって、どういう時?」

琉夏「えぇと……エッチ系の話?」

 琥一「バカ。」

バンビ「ちがう!そうじゃなくて、もうちょっと精神的な。」

琉夏「そうだな……コウは?」

 琥一「あぁ?俺にふるなって……」

琉夏「今だったりして。な、コウ?」

 琥一「ウルセー、黙ってろ。」

琉夏「怖ぇんだよ、スゴむなよ。」

バンビ「もう、ケンカしないで!」

 琥一「誰がさせてんだよ。」

バンビ「え?」

琉夏「気にすんな、八つ当たりだよ。」

バンビ「(わたしのせい、なのかな……)」

 

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■男の子同士の友情について

バンビ「男の子同士の友情って、強いんだよね?」

琉夏「らしいね。でも、なんで?」

 琥一「俺らにケンカすんなって言いてぇんだろ。」

琉夏「あれ、ケンカしてんだっけ?」

 琥一「さあな?オマエがしてねぇなら、してねぇんだろ。」

琉夏「つっかかんなよ。」

 琥一「オマエがな?今日は気分が悪ぃ。そろそろ引き上げねぇか?」

バンビ「(ハァ……どうしてこうなっちゃうんだろう……)」

 

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■男女の友情について

バンビ「ねぇ、男女の友情って、あるよね?」

琉夏「無いね。」

 琥一「即答かよ。」

琉夏「コウは 『ある』 派?」

 琥一「いけねーのかよ?」

琉夏「いや?珍しくイイ子ぶるからさ。」

 琥一「言いてぇことがあんなら言えよ。」

琉夏「そのうちな。」

バンビ「ゴメン、2人ともやめて?」

琉夏「こっちこそゴメン……やんなっちゃうな、俺らガキで。」

バンビ「(ルカ……)」

 

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■恋してる?

バンビ「恋愛って、難しいね……」

 琥一「なんだ、急に。」

バンビ「うん……」

 琥一「ルカ、何とかしろ。」

琉夏「この空気を?」

バンビ「ゴメン、さっきの忘れて?」

琉夏「いいんだ。難しいのは、最初から分かってた。ただ、気づかないふりしてたんだ。そうだろ?」

 琥一「知らねーよ。」

バンビ「(わたし、2人を傷つけてるのかな……)」

 

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■キスについて

バンビ「ええっと……怒らないで聞いて欲しいんだけど……」

琉夏「聞いたか、コウ?」

 琥一「いちいち俺の顔色うかがうんじゃねぇよ。」

琉夏「それで、なに?」

バンビ「2人とも……キスって、大事なことだと思う?」

 琥一「はぁ?」

琉夏「コウ。」

 琥一「怒ってねぇだろ。」

バンビ「うん、男の子は違うのかなって、少し気になって……」

琉夏「そういう話はさ、3人じゃない時にしよう。」

バンビ「そうだね……ゴメン。」

 琥一「謝んな。バカは俺らだ。」

バンビ「(えっと、困ったな……)」

 

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■スキンシップについて

バンビ「2人はスキンシップって、どう思う?」

琉夏「コウは?」

 琥一「なんで俺にふんだよ。」

琉夏「苦手そうじゃん。スキンシップ。」

 琥一「フツーはそうなんだよ。」

バンビ「そういうもの?」

琉夏「人によるだろ?」

 琥一「オマエは得意そうだな?」

琉夏「まぁな。そうだよね?」

バンビ「えっ?」

 琥一「おい。テメェまさか……」

琉夏「バカ、冗談だよ。」

 琥一「チッ。」

バンビ「(嫌な感じだな……)」

 

 

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